Never ever

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近すぎて見えなかったもの
遠すぎて痛いほど感じた気持ち・・・



 + Never ever* +



「 よ、この万年片思い 」

「 うっさいわね!邪魔しないでよ 」


先輩鑑賞の途中で、話しかけられた。


「 こんな距離で、遠くから見てるだけかよ 」

「 ・・・いいの 」

「 いつまでたっても、かわんねーじゃん 」

「 ・・うっさい、分ってるよ、そんなこと 」


いつまでたっても、変わらない。
そんな事分ってる

それでも、変えたくて変えたんじゃない想いのせいで
あたしはいつまでも、前へも後ろへも
進むことが出来ない


「 あそ。・・卒業まであと、一ヶ月・・か 」

「 なんであんたは、いっつも焦らす事ばっか言うわけ? 」

「 お前がもたついてるからだろ? 」

「 何それ、あんたには関係ないじゃん 」

「 大ありだっつーの。 」

「 なんでよ 」

「 先輩先輩いって、お前はマジ呆れるくらい周り見えてねぇんだな 」

「 だって・・、先輩の事、好きで何が悪いのよ 」

「 だれも悪いなんて言ってねぇだろ 」

「 じゃぁ、何?回りくどい言い方しないで、ちゃんといってよ 」


君は、ぶっきらぼうに、とっくに時効の言葉を吐いた。


「 すきなんだよ、お前が 」

戸惑うあたしの本当の気持ち、知りもしないで。


「 ・・・・は?何、いってんの・・? 」

「 ずっと、お前が好きだったんだよ 」

繰り返し、君の告ぐ言葉は、


「 何、・・・いきなり言い出すの?あたしがどんな想いで・・ 」

「 え? 」

「 あたしが先輩を好きになったキッカケ、知ってる? 」

「 知らない 」

「 高一の時から、ずっと、あたしが先輩の事好きだと思ってた? 」

「 違うのかよ 」

「 違うわよ!!・・周り見えてないのは、あんたの方じゃない 」

「 ちょ、待てよ。話が見えねぇ 」

「 一年の夏、合宿の時、あたしが海に誘った人・・ 」

「 ・・え? 」

「 秋、一緒に屋上でサボった人 」

「 冬、馬鹿みたいに素手で、一緒に雪合戦した人 」  

「 去年の春、クラスが離れて、もう学校に行きたくないって、本気で思わせた人 」

「 あたしが、先輩の事好きだって、勝手に思い込んでた人 」

「 あたしが、その人とは比べ物にならないくらい優しくて
  格好良いい先輩の事、本気で好きにならせた人 」

「 馬鹿なのは、、、



   あんたでしょ 」


あたしがずっと、目を伏せてきた、君への感情。



「 ・・・・俺? 」

「 好きだったよ、あたしも。あんたのこと 」

「 なんだよそれ・・。だったら、なんで・・ 」

「 それは、あたしも同じ台詞 」

「 もう、無理なのか・・? 」


何度、君に振りまわされたらいいんだろう・・?


「 え・・? 」

「 俺達・・ 」


時には、絶対振り向いちゃいけない過去があって
振り向いてしまえば、あたしは・・・


「 それはもう、いまさら・・でしょ? 」


君が言いかけた、過去の扉を開く言葉を遮るように


「 ・・・いまさら、だな 」


君の、強く握り締めた拳を

見ないように



あたしは、もう一度

先輩を見つめた。




*****

しばらくして、君が立ち去った後
あたしはずっと我慢していた涙を流した。

いきなり、言われた「過去」の想い

お互い伝えるには、遅すぎて
二人のすれ違い

気持ちが 交差する狭間で
大人になるには 早すぎた

前へ前へ

君は進むでしょう


後へ後へ

想いは行くのでしょう


前へも後へも

進めない私を


一人残して・・・。
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